緑内障について

*眼球に張りを与えている眼球内圧(眼圧)が、眼球の奥にある繊細な神経

(視神経乳頭)を圧迫し、それに耐えられずに神経が傷つき、神経の数が減って

くると、目の見える範囲(視野)が狭くなってきます。この状態を緑内障といいます。

 

*緑内障の初期には、自覚症状がほとんどありませんが、自覚症状が

でてきてから来院されると、かなり緑内障が進行してしまっている事があります。

重症例では、失明する可能性もでてくるので、特に要注意です。

 

*眼圧は10〜21mmHgが正常範囲と言われていますが、日本人で緑内障の人の

多くの方の眼圧は、この範囲内にあるため、眼圧が正常範囲内だからといって

緑内障は無いとは言えません。これを正常眼圧緑内障といいます。

 

*平成12年〜平成13年にかけて岐阜県多治見市で行われた疫学調査から

40歳以上の方の約20人に1人は緑内障があると言われています。しかし、

実際に眼科へ緑内障で通院されておられる方は、その内の2割程度であり、

多くの方が緑内障でありながら、それを知らずに日常を過ごしている事になります。

40歳を過ぎれば、眼科で定期的に検診を受けておく事をおすすめします。

 

*一度傷ついた神経は元に戻らないため、緑内障は治りません。そのため、

早期発見・早期治療が必要な疾患です。

特に身内に緑内障の方がおられる場合は注意が必要です。

 

*緑内障と診断されれば、基本的に生涯、点眼薬を使用することになります。

点眼薬により眼圧を下げて、視野欠損が進まないようにするのが目的です。

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